kamichi2004-07-06

先週中に終わらなかった仕事をしに快晴の土曜にやむなく出社したんですが、amazonに注文してたKings Of Convenienceの新譜が届いたのでラッキーだった(会社宛にしてた)。…店頭で見かける邦盤・欧盤はコピーコントロール盤だったんでノーマルCDのUS盤出るの待ってたんですがもっと遅いと思ってた。でももう日本のamazonでUS盤の扱いがなくなってた…圧力?
ともかく、晴れた午後にピッタリで気持ち良かった(仕事ははかどらなかった…)。

日曜は目黒の東京都庭園美術館「幻のロシア絵本 1920−1930年代展」を観に行く。アヴァンギャルドな感じがそのまま絵本にも反映されたような絵、社会主義共産主義の考えを子どもに植え付けようとするかのような内容(チェブラーシカにも通じる?)が色濃く反映されててすごかった。MONSTER(浦沢直樹の)なんかで「教育は実験なんだ」とかあったけど、まさにそんな感じでした。7/24にロシア・アニメーション上映会があるようで興味津々です。

で、そのあと原宿アストロホールHer Space Holidayのライブだったんですが、不覚にも家にチケットを置いてきてしまってたことに気づく。情けなさすぎ。で、取りに帰って戻ってきたときにはもう始まってたっんですが、前座が3つもあったおかげで肝心のHSHはまるまる観られました(しかも観られた前座はどれもまったく自分の好みからはずれてた…)。
ドラムとベースにノリのよさそうな黒人の兄ちゃんを起用してたんで、期待してたよりグルーヴ感よかったです。でも音があんまりよくなかったです。シロートがとやかく言うとこじゃないかもしれないけど、そのせっかくの生楽器が聴きづらい上、ボーカルも聴き取りづらかった(もともとボソボソした声だし)。
My Girlfriend's Boyfriend」がなんだかんだ言ってもよかった。やっぱりロックなアプローチが強いほうがライブ栄えするってことかなあ。…なんか限定7インチアナログ盤も売ってたんで買ってみました(写真の青いやつ)。

Keane「Everybody's Changing」
Keaneのニュー・シングルのビデオ。…これってシングル盤に映像が入ってたのでずいぶん前から観てるんですが、ここ数日、スカパーあたりでも流れ始めたのでなんとなくメモしてみる。
曲が進むにつれてメンバーがどんどん違う人に変わってく映像。モーフィングとか使わなかったのがいい感じ。日本人として舞妓さんが出てくるのはイメージいいかも。あるいは来日して一番印象に残ったのが舞妓だったのかも。

参考:「I Think So 思う。」にまとめてあります。というかI Thinkの管理人さんもHSH行ってたのね… うーん、やはり前座キツかったんですねぇ、、、

Le Droit Chemin
今年のカンヌ映画祭で批評家週間に上映された作品。Cinefil Imagicaで「品行方正」というタイトルで放映されてました(原題を直訳すると「正しい道(Wayのほう)」かな)。すいません、リンク先で映像観られるわけじゃないです。
最近よくある時間逆行ものなんですが、こういう語り方もあるかなって感じでおもしろかった。…投獄された主人公がどんどん過去を回想していくんですがそのナレーションは、あくまで先に進んでいく感じ。…彼女がクスリをやめただとか、就職して同僚も増えただとか、勉強に熱心になっていっただとか。皮肉と哀愁たっぷりで、こういうのスキです。「ペパーミント・キャンディー」に近いかも。

405
もうひとつ短編映画。「sasapong's room」に紹介されてたんですがタイトルから検索かけたら公式っぽいページがあったのでそちらにリンク。(→MPEG動画にも直リン
1999年ものみたいです。有名なのかな。ガラガラの高速道路を運転してたら背後から飛行機が!…でもポイントはそのあとの、おばあちゃんドライバーでした。単純におもしろいです。
監督はBruce Branit & Jeremy Hunt。

サム・ライミはGANTZ好き
ボク自身、GANTZすごい好きなんでなんかうれしい発言。願わくば…スパイダーマン級のVFXで映画化してほしかったり。
そうそう、深夜にやってたGANTZのアニメですが、自分はどうにも肌にあわず1話の冒頭5分ほどで耐えられず挫折したんですが、以前書いた Linkin Parkの「Breaking The Habit」は、なんとアニメ版GANTZを作ったのと同じGONZOによるものとあとで知りました。なんでこんなに違うんだろう…

レゴでスパイダーマン
芸が細かいです。ビルの間を飛び回るとこなんて、スパイディがレゴなだけで映画版と変わらない印象。というか、ひょっとしてネタバレがかなり入っているような気も…
(これまた「sasapong's room」より)

Donnie Darko - Director's Cut
なんかどうにでもとれる結末でしたが、曖昧さがなくなるんだろうか。それともさらに混乱させられるのか。…結構好きな映画だったりするんで観てみたいです。

99ROOMS
1ヶ月くらい前にいくつかのサイトで紹介されてたFlash。別の日記にメモしてたんですが、satebonにメモするの忘れてたので。
画面内の気になるところをクリックしていって、カーソルが「>>>」←こんな感じになったら次の部屋に進めます。廃虚にグラフィティアートで、ゲームというよりはしかけ絵本みたいな少し遊べる作品という感じです。
Flash使いとイラスト描きとデザイナーとミュージシャンとの見事なコラボ。…どうもWEBでなにか創る人って、デザインからFlashからCSSなんかまで、なんでも自分でできるのがカッコイイ!って思われる風潮も感じるんですがボクとしてはそれぞれ得意な分野のある人が集まってひとつの作品を作ってる人のほうがだんぜんすきだったりするんです。なんでこういう作品にはすごく憧れてしまいます。