とうとうこの6月は「日々の泡」のページにはひとつも書かず終いだった… そのぶん、このwhat's upの部分にいろいろ書きすぎてた気もします。むしろ最近はwhat's upに書いたものを少しリライトして「日々の泡」に再メモしてるものも多いのであとで6月分として更新する可能性もありますが、いずれにしてもSATEBON.com内の各ページの役割がどんどん変化してきてるんで一度見直さないと、ってとこでしょうか。…うーん、でも惰性でずるずるいきそうですねぇ、、、

The Cure「The End Of The World」
以前メモしたIncubusの「Megalomaniac」を撮ったFloria SigismondiによるThe Cure(!)のビデオ。
家の中のものが勝手に動き出して崩壊していく様子をストップモーションアニメで描いた感じ。画面画面、すべてキマッてて、カッコよすぎ。雰囲気はもうシュヴァンクマイエル!という印象でした。CG合成とかもしているんだろうか。撮影現場を想像するとめまいがします。
…そういえばもうすぐシュヴァンクマイエルの特集上映が始まりますね。

※7/14追記:公式ページでも観られましたね(videos.antville.orgに載ってた)

Louis
先日のアヌシーアニメフェスにも出品されていたCGアニメ(今年のシーグラフにも出るみたい)。動画はリンクした中国のサイトで見られるようです。
自動車のおもちゃの販売機でしょうか、自動車工場で働く人が組み立てて家に帰って休む様子をパタパタと動く舞台装置みたいなもので表現、一通り終わるとおもちゃが出てくる。この労働者の人形、ある日販売機が壊れたのをきっかけに今までみたことなかった装置の内部へと連れていかれます。そこで彼が見たものは、そして彼のとる行動は、そして結末は…なんて書くと派手な展開ぽいですが、イオセリアーニの「月曜日に乾杯」にすごくカブるシニカルな内容でした。
フランスのOlivier Barre, Nicolas Bruchet, Samuel Devynckによる2003年の作品。Super Furry Animalsの「It's not the End of the World」にすごく似てるんですが(というかこれ撮った人の作品かと思ったくらい)関係があるのかどうか調べきれませんでした、、、

Getty Images The Big Idea
アメリカのレンタルフォト会社がプロモーションとしていろんなアーティストに作らせたのか、あるいはすでにあったショートフィルムを集めたのかわかりませんがクオリティの高い映像が7つ観られました。
個人的にはPlus et Plusの「What If」がスキかも。Loganは前回メモしたFelix Da House Cat「Rocket Ride」を作ったとこでした(監督名書いておくの忘れてた)。
日本からは辻川幸一郎氏の「EYES」が載ってます。Corneliusが音楽やってて、一連の「POINT」の映像に通じるような、自然素材の幾何学的映像化って感じでおもしろかったです。

グラストンベリーフェスの音が聴ける!
BBC Radio1でダイジェストですが聴けるようになってました。ここ2日ほどいろんなチャンネル聴いてるんですが…もう仕事にならないデスヨ。
KeaneFranz Ferdinandはライブでも盛り上がりそうですね(つーか大合唱してるし、男の声も多いし…)。oasisはなんだかもう懐メロって感じですね。でも一緒に歌いたくなるのは悲しきサガ、みたいなもんでしょうか… Snow Patrollはちといまいちな感じもしました。Goldfrappとかナマで聴きたい!ぜひぜひ来日公演してほしい!!!とか思った。
まあ自分は今年はフジもサマソニも行かないんですけど…行きたくなったです。

で、放送中MCがしきりにしーぴーしーぴー言ってるんで何かと思ったら→コレのことなのね。She-Pee。今までもあちこちで似たようなもの見かけてましたがいよいよ普及にむけて大きな一歩を踏み出した!ということかいな。

スパニッシュ・アパートメントDVD
やっとDVD化!昨年の仏映画祭で観て以来なんで楽しみだ。…そういや今年は仏映画祭行かなかったなぁ。どうだったんだろうか(今年は知り合いも誰も行ってないや…)。

東京オリンピックDVD
こちらは先週DVD化してたんですが今知りました。'64年の市川崑監督のドキュメンタリー映画。昔観て、あまりにカッコイイ映像にやられてしまったのを思い出した。40年目にして崑監督自ら再編集したそうで、すごく観てみたい。

せっかくなんで参考リンク…「民族の祭典」「白い恋人たち」。