kamichi2004-06-22

台風のせいもあってか、たまにすごい天気になりますね。

先週末水と油のパフォーマンスを観に行った。…行くたびに書いてますが、このグループを知ったのは、シュヴァンクマイエルが好きならハマる、という誰かがどこかに書き込んでた一言でした。で、試しに観にいったら、むしろノーマン・マクラーレンの作品のようでハマッてしまった。今回の作品「スケジュール」にしては、まるでミシェル・ゴンドリー作品て印象でした(再演ですが)。隣り合ったふたりが、それぞれ縦に90度回転した格好で同じ動きしたりして。
ポスト・トークがあって川崎徹氏がゲストでした。TVで見るよりいっそう、頭の回転の早さが感じられた。…で、彼いわく、水と油の印象はジャック・タチだそうで、ボク自身タチは好きだけどそういう見方はぜんぜん思いつかなかったのでなんか新鮮。メンバーの小野寺さんはエッシャー大好きだそうで、上記の90度回転はゴンドリーというよりはエッシャーなのかもしれない。ポスト・トークの回って、ただパフォーマンス見る以上の発見が多かった。なんにしても自分の好きなツボをぐいぐい押してくるグループなんで、今後も公演には必ず行きたいと思った。
余談ですが、土曜に下北沢歩いてたら、メンバーの二人を見かけました。会場が三軒茶屋なんで、公演終わって歩いてきたのだろうか…

Kings Of Convenience「Misread」
新しいアルバム「Riot on an Empty Street」からの先行シングルのビデオが公式ページで観られました(ただし一部:フル試聴はthe-raft.com内→Windows Media・→Real media)。
ワンカットのクレーン撮影。逆光の入り具合がなんかスキです。曲もあいかわらず気持ちいいです。監督はFrancois Nemetta。
例によって国内盤はCCCDだったりするんで、US盤待つつもりなんで聴けるのはまだちょっと先ですね。

Basement Jaxx「Cish Cash」
まだ「Plug It In」がよく流れてるけど、アルバム「Kish Kash」からまたもや次のビデオが。
というか、これスゴい好きな映像!(実は曲はあんまり好きじゃなかったんだけど…ヨイビデオの力って恐ろしいな)
白い兵器によるマスゲーム。それとなくシニカルでそこはかとなくおバカな感じが最高。撮ったのは、このリンク先のpleix。
(またまた「videos.antville.org」より。ホントここでとりあげられてるMVはいいものばかり)

顔風船
あちこちでとりあげられてますが、おもしろかったのでメモ。
こういう、雰囲気を楽しむゲームって好きです。Amanita DesignVectorparkあわせちゃった印象。とくに難しいものではないですが、3面目のグリッドの謎解きはちょっと考えてしまった。
※追記:よく見たらAmanitaの作品(samorost)大好きと書いてありましたね

ユナイテッド航空のCM「It's time to fly.」
たまたまTVつけたらやってたCMが名作中の名作アニメ「When The Day Breaks」とそっくりなタッチだったんで調べてみたら、案の定、同じ作者Wendy Tilbyによるものだった。まるで日本向けに作ったかのような映像ですが、コチラ見るかぎりはそうでもないような。なんにしても素晴らしい映像!

ヤン・シュヴァンクマイエル新作情報(「シュルレアリストの地下室」より)
エドガー・アラン・ポー原作とのこと。ポー原作は「アッシャー家の崩壊」に続いて2作目かな。とことん狂った世界になることを期待してます。
※追記:「陥し穴と振り子」もポー原作(というか引用?)でした

ジョアン・ジョルベルト今年も来日
すっかり日本が気に入ってしまったんだろうか…(いろんな意味で)
昨年、評判がよかったんで行きたいなぁ。でもやっぱり高いっすよ!

ロアルド・ダール劇場DVD
TVシリーズのソフト化とのこと(リンク先のページはなんかコテコテだ)。観てみたい。Cinefil Imagicaとかで放送されないものかな。
チョコレート工場の秘密」がティム・バートンで再映画化なんて話題も最近ありましたが、ダール作品はシュールな短編のほうが好きかも。
(→amazon

ブラッドベリさん、「華氏911」のタイトルに抗議
ブラッドベリ、紳士的にかなり怒ってる印象も。
さりげなく書いてある、「華氏451」をフランク・ダラボン監督が再映画化、ってのが気になる。