kamichi2004-04-26

KILL BILL Vol.2がもうおもしろかった!…1のハチャメチャぶりがウソのようにいつものタランティーノ節が戻ってたのがウレシイ。くだらないセリフの洪水にはやられました。ああいう会話あってこそ、って感じでしょうか。1であれだけ派手にチャンバラやっておいてそりゃねーだろってくらい刀、まるで意味ナシだし。そりゃハンゾーももう作りたくなくなるわけだ。ブライドも名前割れたとたんにフランスパン持った写真て、もうナメすぎ。…映画ページにちゃんと感想書くんでまあこのへんで。そうそう、GW中、日本映画専門チャンネル子連れ狼修羅雪姫やるんですね。タイムリーな企画です。

日曜、珍しく早起きしたので、朝から部屋の掃除して、北浦和埼玉県立近代美術館「45歳以下の建築家45人展」を観て、上野で買い物して、木場のMOT「YES オノ・ヨーコ」を観た(画像はMOTのエントランスに展示してあった作品で、棺桶から植物が生えてる「エクス・イット」)。早起きはなにかとオトクかも。

「45人展」、建築界じゃ45歳でも若いの?って気持ちで見に行ったんですが、一風変わった建物ばかりで、やっぱり45歳は若いのか、なんて思ってしまった。各人パネルや模型が展示してあるんですが、インスタレーションの方法に個性がかなり出てたのがおもしろかった。

オノ・ヨーコ」のほうは質・量とももう文句なしの展示でした。雑誌やいろんな展覧会などでいくつか彼女の作品は観てきてますが、ここまで体系的に並べられると奇抜な作品の中にも一貫した信念が自然と見えてきた。もうすごすぎというか。…でもそういう流れに置かれても、オノ・ヨーコの曲だけはどうしてもスキになれないままでしたが。

Offspring「(Can't Get My) Head Around You」
前の「Hit That」もカッコよかったけど、立て続けに今度のもイイ。ブレットタイム応用編というか、ブレットタイム撮影のメイキングをそのまま使ったかのような映像でした。CG加工せずに使うあたりが力強い印象。水平方向だけじゃなく、垂直方向にも回転する映像はTony Hillの「DOWNSIDE UP」を彷彿。
監督はJoseph Kahnでした。ケミカルの「GET YOURSELF HIGH」とか最近はブリトニーの「TOXIC」も撮ってた人。昨日観たMTV SCREENでは映画も撮るとか言ってた(タイトル忘れた)。なんか抽出多い人ですねぇ。

New Found Glory「All Downhill From Here」
短編アニメ(※最初クレイと書いてたけど粘土じゃないですね)としてもかなりのクオリティに圧倒されたビデオでした。前にもメモしたSuper Furry Animalsの「At Least It's Not The End Of The World」にも匹敵かも。監督はMeiert Avis。

Sam Bisbee 「You Are Here」
アイディア一発ネタですね。実際の写真を使ったコマ撮りアニメーションというか。…これは一度動画として撮ったものをプリントしてコマ撮りをしたんだろうか。こういうのスキです。監督はTobias Perse。
「videos.antville.org」より)

NIKE「Air Zoom Huarache 2K4」CMQuickTime
NIKEのバスケシューズの今年のモデルのCM。まるでシューズが生き物みたいに進化してる感じのすごい映像です。手掛けたEmbassy社はバンクーバーのVisual Effects制作会社とのことで以前にも取りあげてました。
「computerlove.net」より)

なんかきょうは気になった映像ばかりになってしまった。