kamichi2004-03-10

ずいぶんあいてしまった…というのもトップページとwhatsupの過去ログ、日々の泡のページをすこしいじってたからだったり。スタイルシートによるデザインの割合を少し増やしてみました(ネスケ4.xでここを見てる方もいらっしゃるようなんですが、すいません、まともに表示されてないかと…って書いても読めてないのか)。自分のメインパソコンがMacでしかもいまだにOS9だったりするんで(アップグレードする気ナシ)、スタイルシート一色のデザインて抵抗あったんですがまあ勉強も兼ねて、という感じです。…とは言え、Winで確認したら前後ページへのリンクとか崩れてました。もうこれはあとで修正します。まだTABLE完全排除にはならないですね(ムリにすることもないですが)。…ってこんなこと書いたところで読んでくれてる方にはどうでもいい話ではあるんですけど、まあ自分用メモということで。そういうウラのこと語らないでもいいのが理想なんですけどね、何事も…

先週の土曜は三鷹へ「水と油」の公演を観に行く。あいかわらず素晴らしき世界でした。彼らのパフォーマンスに魅かれたのは、ヤン・シュヴァンクマイエルぽい空気を感じたからではあるんですが、それ以上にノーマン・マクラーレン的な空気も濃厚な印象でした。今回は3本立てでどれもおもしろかった。演劇でもパントマイムでもない、なにか新しいジャンルの表現手段という感じでこれからも大活躍してほしいです。

で、その後、学生のころのバイト仲間の結婚パーティに行く。3,4年ぶりに会う人が多いのにビンゴやらトランプやらの催しのおかげでかあんまりおしゃべりできなかった。こういう場にああいうゲームって必要なんかなといつも思ってしまう。

先週末にやっと待望のDIRECTORS LABELのDVDが届いたので日曜はもうじっくり観てました。すでにレビューを書いてらっしゃるサイトも拝見しましたが(「life with techno」さんや「AEIOU」さんや「MUSIC-VIDEODROME」さんなど)ボクもあとで「日々の泡」ページのほうにでも書きます。3本ともミュージックビデオのほうはほとんど初見でなかったので特典映像ばかり観てました。「AEIOU」さんも書かれてましたが、ボクも一時輸入版を手に入れようとしたんですが(というか実際米amazonで注文したんですが手違いで届かなかった)、日本版待った甲斐がありました。ブックレットやら解説やらが充実してたんで、英語が堪能じゃない身としてはこっちで正解でした。…昨年のres fest.でスパイクのドキュメンタリー観て、こりゃ字幕ないとダメだ〜とか思ったからってのが大きいんですが、なんせさんざん安いとこ探して買ったとはいえそれでも海外版の3本パックの2倍はするんでかなり注文迷ったんです。

子供みたいなアイディアとよく評されてるミシェルはそれを逆手にとってか「12歳の自分」てな演出で一貫して作ってましたが、彼ってきっと素でもああなんだろうって印象でした。ボクの中では20世紀最高傑作(オオゲサ)のチボマットの「SUGAR WATER」のウラ話とか(ブックレットにあった撮影のためのメモに感動!)、Daft Punk「Around The World」の衣装コンセプトだとか、White Stripes「Hardest Button〜」は撮影のとき先にドラムを並べてから減らしていく方法で撮ったとか、もうおもしろいエピソードだらけでした。Beckの「Dead Weight」でクツの後について歩くシーンはノーマン・マクラーレンの「いたずら椅子」からヒントを得たってことでそっちもあらためて観てみたんですが、気づかなかったです、そんなこと。

スパイクのは各MVのコメントとドキュメンタリーがおもしろかった。ロデオ気狂いの少年の話なんかサイコーだった。とはいえ、たとえばfatboyの「Praise You」なんかにしてもゲリラで撮って画面に写ってた人にはちゃんとエキストラ代みたいなのを出してるとか、ラジカセ止めにきた支配人にもかなりつかませてるなんて話きいて、まあだから目線の入ってる人とそうでない人がいるわけで、よく考えればどこで訴えられるかわからないような国でやってるんだから当然と言えば当然なんだけど、ひょうひょうと作品を作ってるような作風のウラのあまりキレイでない部分を知ってしまったようでちとショックだった。

クリス・カニンガムのはボリューム少なめでしたが「All Is Full Of Love」のメイキングはすごかった。どこまでがCGなのかまったくわかってなかったんですがやっとどうやって作られたのかわかった。
…あ、日々の泡に書くと言ってけっこうココに書いてしまった、、、

ちなみに写真は某警察署の前にあった植物ピーポくん。メトロポリタンポリ〜スです(→参考:ピーポくんのうた)。まあぜんぜん関係ないですが。

(こんだけ空いたのにメモなしです…)