kamichi2004-01-26

画像は休み中に二子玉川の新装高島屋で撮ったもの。なんともおもしろい建物だったので思わず撮ってみた。しかしなんでニコタマにはシネコンできないのかな。あのへん住んでる人たちには需要ないのかなあ。

行きたかった東京国立近代美術館の「ヨハネス・イッテン展」に行ってきた。こういう展覧会の楽しみって、そのアーティストを有名たらしめてる代表作以外のものがたくさん観られることだとボクは思っているんですが、この展示もまた、教科書なんかで観た作品でないものが多数あっておもしろかった。まあバウハウスの教員ということで教え子の作品も多かったけど。
同じバウハウスカンディンスキーやクレーっぽい作品とかセザンヌぽいキュビズム気味な風景画とかもあっておもしろかった。
そうそう、すっごいラフに作ったものも「研究」とかタイトルにいれるとそれっぽく見えるの法則を発見!(「習作」より強力)
この美術館、所蔵作品の展示も相当な数あるようで、つい前回の「旅」展で観たのとだいぶ変わってた。特に日本人作品の有名どころが揃ってて、おもしろかった。

TITLe誌が「映画で旅するフランス」ということで購入。…そういや前にTITLe買ったのは1,2年前に「映画で旅するイタリア」みたいな特集だったような…
SATEBON内のパリ旅行レポでもわかるように、ボクがパリ行ったときもやはり映画のロケ地が中心でした(実は初めての海外、しかも独り旅だったりします)。空港の使い方すら知らない身でパリを歩いてて、今思うとかなり危ない地域も行ってしまってたなという感じなんですが。
で、今回の特集にはジャック・ドゥミの「ローラ」(ナント)「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」の3部作のロケ地レポがあったので、次にフランスに行く機会があったらぜひこっちのほうに行ってみたいなと思った。

本屋でCUT誌と映画秘宝誌がおんなじ表紙で笑ってしまった(犬猿の関係ってイメージだっただけに…ボクは両誌とも軽く流し読みしてたりするんですが)。…というか配給側からわたされてる画像があんまり種類ないのかな、とか思ってしまったけど(←って知ったふうなヤな感想だ)。
「THE KAWASAKI CHAINSAW MASSACRE」に画像&なんと高橋ヨシキ氏のコメントも!!!…やはり配給会社か

そのCUT誌に3月発売になったDirectors Labelお三方のインタビューがあった…でも土曜にSSTVで放映されたスペシャル番組を観ていたのでちゃんと読まなかった。
スペシャル番組、まさか3人揃ってインタビューとは思わなかったのでビックリでした。…気のいいアンチャンて感じのスパイク、内股でオレンジジュース片手におどおどしつつも結構ストレートなこと言うミシェル、このふたりを尊敬しつつもライバルとしてメラメラって感じのクリス、すごいとりあわせに笑いっぱなしでした。スでおかしすぎるよ、コイツら。
Directors Labelでは他の監督のも続々と出してほしいな、なんて思ってましたが、続編はまたこの3人で「リターンズ」を出そうとかミシェルが言ってたヨ。おいおい。
番組でスパイクが撮ったThe Pharcydeの「Drop」を初めて観たんですが、全編逆回転で、まるでミシェルがやりそうなタッチでおもしろかった。

ヘルムート・ニュートン氏、ロスで事故死
正直驚きました。年齢も年齢なので、最初亡くなったときいたときまさか事故とは思わなかった。ご冥福お祈りします。
最近、なんかの映画で観かけたような、、、とか思ったんですが「Jazz seen/カメラが聴いたジャズ」だった。大丸デパートでの展覧会ともどももう2年も前だった。

ゴールデングローブ賞結果
あちこちで言われてますが、やっぱり渡辺謙が受賞逃したのは悔しいです。
個人的には「グッバイ、レーニン!」も逃したのがなんとも。でも賞とったのはなんともこのご時世にピッタリという感じでまあしかたないかと。

「アデラ」「カルパテ城の謎」「レモネード・ジョー」DVD化←1/25付書き込み
「アデラ」はシュヴァヴァンクマイエル参加ってことで観たかった作品。「カルパテ城」はずいぶん前に観たけど、あんまり覚えてなかったり…「レモネード・ジョー」は知らなかったけど解説みたらすごく観たくなった!
…DVD化にあわせてCinefil Imagicaでやらないものかな(ここのところDVD化されたトリュフォー作品とかバシバシやるようなんで、こちらもぜひ、、、)。
「アヌトパンナ・アニルッダ」より)