kamichi2003-12-23

前回書いた「正チャンの冒険」の逓信総合博物館でやっている特別展に行ってきました。この博物館、小学生くらいのころに行ったきりだったんで、なんかすごく懐かしかった。…結局復刻本も買ってしまった、、、樺島勝一氏の絵のウマさに脱帽という感じでした。

そのあと、法政大学へ大友良英氏によるANODEを体験しに行く。同僚のお誘いなんですが、その同僚はいろいろあって行けませんでした。…11人の演奏者が観客を取り囲みそれぞれ音を出す。楽器を使っているけど、その楽器本来の使い方はなるべくしないという条件なので「音を出す」という表現のほうが近いかも。2部構成で前半は静かな空間にかすかな音を出すので四方からいろんな音に囲まれる感じ。後半は騒音に近い激しい音の嵐。会場を動き回ると、混沌とした音の中からいろいろな表情が見えてきておもしろい。欲を言えば、ドラムセットが3つもあったりするのでもっといろんな楽器を使ったらおもしろいことになりそうかな、とか思った。管楽器とか民族楽器とかも。なんにしても貴重な体験ができてよかったです。

そして日曜は青山CAYにてCeltic Xmasのセッション・パーティへ。ケルト方面はあまり詳しくないので今回の出演者もちゃんと知ってる人がほとんどいない状況とは言え、このパーティは通常のライブではなくプログラムなしの出演者のノリでいろいろセッションしてしまうってなものだったので、ただただ、ハイな空間でケルト音楽を楽しむこととなりました。三線大島保克氏や上々颱風の人(白崎映美さん?)も参加して、なんだか無国籍な宴になってた。…でも、ケルトと沖縄音楽ってすごく相性いいですね。

そうそう、以前メモしたチェコアートセレクトショップ アノにも行きました(写真はお店入口)。「日々の泡」に書いた四谷シモンの本はこちらで購入。

SKY CAPTAIN AND THE WORLD OF TOMORROW予告
なんとなくアヴァンギャルドな雰囲気がカッコイイです(ロボットが微妙に宮崎駿作品ぽいですが)。俳優陣もジュード・ロウグウィネス・パルトロウアンジェリーナ・ジョリーとなんだか豪華…来年夏の目玉作品?
(画像は「Ain't It Cool News」より)

LADYKILLERS予告
コーエン兄弟次回作は「マダムと泥棒('56)」のリメイクでトム・ハンクス主演。予告観る限りなんだかトム・ハンクスジャック・ニコルソンみたいだ。
まだ「ディボース・ショウ」も日本公開されてないってのにもう次って、多作ですね。

注:Memento Mori / Death Photography
亡くなった人たちを生前のように撮影した写真を集めたサイト(苦手な人はあれなんで自己責任で観てくださいまし)。
「アザーズ」で効果的に出てきたのを思い出したんで、リンク。また観たいな、「アザーズ」。公開当時は某映画とネタ同じじゃないか!とか言われてたけど、ボクはかなりスキです。感想書くに書けない作品ですね。少なくともコピーにある「ゴシック・ホラー」てのはなんかイメージ違うと思うけど。
(「X51.ANAL」より)

Joao Gilberto来日公演CD化
高すぎるチケ代と広すぎるハコ(国際フォーラム)とで結局行かなかったんですが、行ってしまった友人によるとすごくよかったとか…

APPLESEED
予告編が観られました。なんかデュナンが違うキャラになってるような… とは言え、結構期待してイイカモ!!!

球体関節人形展2004.2.7.〜@MOT
こちらも士郎正宗がらみですが、「イノセンス」公開記念の展覧会。ボク自身、押井守作品はほとんど観てないんですが「球体関節」に反応してしまう人間だったりします(ハンス・ベルメール好きなんで)。